日本準備編、フランス準備編、準備番外編に続き、フランスでの結婚手続き、ようやく完結です。
結婚式本番
結婚式は11時からだったので、朝から髪をセッティングし、用意したワンピースに着替え、準備を整えました。夫の家族が私たちの住まいに来て、お祝いの言葉をくれて、和気あいあいと市役所に徒歩で向かいました。
市役所に到着し、ロビーでしばらく写真撮影タイム。義妹と義母がテンポよく写真を撮ってくれました。そうこうしていると、市長さんと市役所の担当の方が登場。軽く挨拶を済まし、市役所2階にあるホールに移動しました。
ホールは、中央に銅像、その上にマクロン大統領の写真が飾ってあり、そこを中心に手前に机、そしてその両脇に椅子がずらっと並んでいました。出席者が多い場合には、この椅子に座るんだなぁなんて思っていると、すぐに式が始まりました。
実は、当初の予定では、英語に通訳してくれる方が来てくれる予定だったのですが、この方もコロナにかかり出席不可となったため、事前に市長さんが話す内容を文章としてもらっていました。その時から思っていたのですが、式はかなりあっさりしたものでした。
ざっくりとした流れは、市長さんの挨拶からはじまり、結婚の契約条件の確認(フランスでは婚前契約を細かく結ぶ人も多いようです)、結婚の意思の確認(ここで唯一”Oui”と発言)、結婚指輪の交換、結婚の書類?にサイン、最後に家族手帳をもらい終了。あっという間に終わってしまいましたが、数か月前からはじまった結婚手続きがようやく終わったなとほっとしたのを覚えています。
式の後は、家に戻り、シャンパンと軽食でお祝いをして、午後から私たちは近場に小旅行に向かいました。
日本とのリモート接続の結末
フランス準備編で触れたのですが、私の両親の渡仏が叶わなかったため、市役所の方から結婚式当日に日本とのオンライン接続を提案いただいていました。夫は期待しない方がいいよと言っていたのですが、向こうからの提案だしと私は期待していました。しかし、結婚式数日前にもなっても市役所からは特に連絡がなく、夫が担当の方に連絡するも返信がなく。。
連絡がつかないまま当日をむかえ、市役所で担当に方に直接訊ねると「ホールは今は無線がつながらないから無理なのよね」とさらっと言うじゃないですか。「おいおいおい、それはないでしょ!」と思いながら、急いで自分の携帯のデータをチャージしてZoomを繋げました。
結局、式の最初から最後まで担当の方が私の携帯で撮ってくれたので、両親には式の様子をみてもらうことができたのですが、どうせだったら録画しながら撮りたかったなとか、最後の方データ制限がかかったみたいだったのでもうちょっと事前にデータチャージしたかったなとか、心残りもあります。また、似たような機会があったら、実現しないことを前提に準備しようと心に誓いました。
コメント
初めまして。
御結婚おめでとうございます。
末長くお幸せに!
?十年前に結婚したことを思い出しました。観光ビザのまま、人口400人足らずの小さな村に住んでいたのですが、このままではまずいと、籍を入れました。
日本にいれば感じない不便さや言葉の壁を
何とか乗り越えつつ今日に至り、今では
フランスが第二の故郷と思っています。
頑張って下さい!
すずめねこさん
コメント頂きありがとうございます!とっても嬉しいです^^
フランス在住〇十年、大先輩ですね。
私は今まさに文化や言葉の壁にぶつかっています笑
日々、余裕がないなぁと思うことが多いですが、すずめねこさんのようにフランスが第二の故郷と思える日が来ることを夢見ながら進んでいきたいと思います。
よかったら、またコメント頂けれたら嬉しいです!
ありがとうございます。
こんにちは。
御返事ありがとうございました。
若い頃は、お高く留まっている感じがして
フランスは嫌いな国でした。
それが事もあろうに、偶然が重なり人生の
大半を過ごす事になってしまうとは!
フランスに来なかったなら日本で全く違う
人生を歩んでいたと思うと、感慨深く感じる時があります。
今は地中海沿岸西側の田舎町に住んでいます。前はあの400人足らずの村でした。
すずめねこさん
コメントありがとうございます!
偶然が重なって今がある。本当にそう思います。
私もフランスに住むことになるとは、10年前には想像もしていなかったので、本当に人生何があるか分からないなとつくづく感じています。
南側にお住まいなんですね。
私はどちらかというと北の方なので、いつか南の方にも旅してみたいと憧れております。